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エイジングケアは水を飲むところから!正しい飲み方できれいを維持しよう

エイジングケアは水を飲むところから!正しい飲み方できれいを維持しよう

50代のエイジングケアで取り入れたいものに、「デトックス」があります。デトックスとは毒素や老廃物を排出することですが、実際何をすればよいのか把握していない人も多いもの。

そこには質の良い水を摂ることも、大きく関わってきます。エイジングケアにおける水の重要性について、学んでおきませんか?

水分の重要性に注目を

人間の体には、1日3リットルもの水分が必要とされています。水分は体内の血液や体液の成分となり、栄養の吸収や新陳代謝を助けたり、老廃物を流したりと八面六臂の活躍をします。
必要な水分のうち約半分は食事から摂ることができますが、残りは飲料を摂ることで足さなければなりません。
お茶やコーヒー、ジュースなどで摂る人も多いですが、種類によっては利尿作用があり、疾患を持つ人にはよくない場合もあります。そんなときはカロリーゼロで、ミネラルも摂取できる「ミネラルウォーター」に注目してみませんか?

ミネラルウォーターのミネラルとは

ミネラルウォーターは水道水よりも優れている点があり、それは名前の通りミネラルがたっぷり含まれていること。ミネラルとは五大栄養素の1つであり大量に必要なものではありませんが、体組織を作り、体調を整えるために必要なものです。

しかし、人間の体の中では作ることができないので、食べ物から摂取する必要があるのです。ミネラルウォーターに含まれるミネラルには、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウムなどが挙げられます。

それぞれの効能

  • ナトリウム
    ナトリウムは摂りすぎると塩分過多になりますが、筋肉の動きを正常に保つ重要なミネラル。
  • マグネシウム
    マグネシウムは便秘に効果があるので、タイミングを見計らって飲むことで便秘に効果が。
  • カルシウム
    カルシウムは骨粗鬆症リスクを減らし、カリウムは血圧を下げ筋肉や神経を正常に保つ働きがあります。

起床後と就寝前の水分摂取

水分を摂るとよいタイミングとして、起きてすぐと寝る前が挙げられますが、これには理由があります。起きた時はまだ体が目覚めきっていないのですが、このタイミングで水を飲むと腸の動きが活発になり、便秘に効果があるのです。決まったタイミングで便が出ることは便秘解消に効果があるので、便秘気味の人はぜひお試しを。

では寝る前に水を飲む意味はというと、脱水症状を防ぐため。
人間は寝ている間コップ1~2杯分もの汗をかくので、寝る前に水分が足りていない状態だと、脱水状態になってしまうのです。
そのせいで血液がドロドロになり、脳梗塞や心筋梗塞の原因になることも
夜中トイレに行くことを気にして水分を控える人もいますが、病気になることの方がもっと怖いと認識して欲しいものです。

1日に摂るべき水分量

では1日に摂るべきミネラルウォーターの量は、どのぐらいが適切なのでしょうか。
それは体重の約30倍と言われているので、体重が60Kgならば1800mlもの量となります。運動をしたり肉体労働をしたりする人は発汗量が多いので、更に多くの量が必要となります。
また、血液の粘性を高めないためにも、喉が渇く前に飲むことが重要です。

ただし、一度に大量に飲んでもすべて吸収はできず、余った分は尿として排出されてしまいます。
無駄をはぶくためにも、一度に飲む量は100~200ml程度にしておき、1時間ごとに分けて飲むのがよいでしょう。

記事まとめ

50代になると頻尿を嫌って水分を控える人も見受けられますが、そうした習慣は血液の粘性を高めるので健康にもよくありません。
一度に大量に飲まなければ排出量も多くならないので、適量を分けて飲めばトイレの回数もさほど気にならなくなるでしょう。

そして水分とミネラルは、人間が生きていくためには必要なもの。
体の内側からも働きかけ健康を保つだけではなく、潤いをもたらすという美容的な観点からも、ミネラルウォーターの存在にぜひ注目を。