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アラフィフのためのスキンケアはこうしよう

アラフィフのためのスキンケアはこうしよう

アラフィフといえば、肌の潤いや回復能力が低下して来る年代です。当然スキンケアも若い頃と同じではダメで、年齢相応のコンディションに合ったものが必要です。

50代の肌のお手入れでは何をしたらよいか、再確認してみませんか?

アラフィフの肌はこうなっています

まず気になるのが肌の水分量ですが、これは加齢と共に下がる一方なのが現実です。肌表面の電気抵抗を計測する機械で肌の水分量が解るのですが、水分が45%以上あれば潤いのある肌と言えるそうです。
反対に30%以下になると、肌は乾燥している状態と判断されるそうです。年を取ると、肌の細胞の隙間を埋めている細胞間脂質の主成分であるセラミドが減りますが、それにより肌が水分を保つ力が弱まって乾燥状態が進行しがち。
50代のセラミドは20代の半分になっているそうですから当然潤い不足となり、シワができやすくなったり、バリア機能が衰え皮膚トラブルが起こりやすくなるのです。

肌に潤いを与えるためには

肌の水分保持力を上げることが重要になるので、「セラミド」を補給できる基礎化粧品をつけることをおすすめします。ただしセラミドにも種類があり、人間の持つセラミドに近い天然セラミド、小麦胚芽油などから抽出した植物性のセラミド、酵母の力で作るバイオセラミド、化学的に合成したセラミドがあります。このうち一番肌になじみやすいのは天然セラミドですが、お値段も高くなります。

セラミド以外にもこんな成分がおすすめ

セラミドも大切ですが、アラフィフの肌では潤い不足の他に、ハリ不足も気になります。ハリは真皮層にあるタンパク質の「コラーゲン」や「エラスチン」によってもたらされるので、加齢によってそれらが減ることで失われやすいのです。化粧品でコラーゲンが配合されたものを選ぶのもよいですが、それを真皮まで届けるにはビタミンCの働きも必要なので、ぜひ成分チェックをしてから購入しましょう。
エラスチンは伸縮して肌の柔軟性を高めるので、ハリだけではなくシワの防止にも効果的。単体よりもコラーゲンと一緒の方が結果がよいと言われるので、両方が配合されている化粧品を選ぶと効果的です。

記事まとめ

50代の肌はメイクでごまかそうとすると厚塗りになったり、気になる部分に手をかけすぎて不自然になりがち。それよりもスキンケアの方が見た目年齢を下げるには重要で、基礎化粧品はよいものを使うべきです。
肌の現状を客観的に知り、どんな成分が必要なのかを確認して、ふさわしいスキンケアを行いましょう。

参考サイト

マイナビニュース
週間粧業オンライン
女子SPA!