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健康維持にオススメ!今からでも始められる運動方法

健康維持にオススメ!今からでも始められる運動方法

50代は、運動習慣がある人とない人との差が歴然としてくる世代。それによって筋肉のつき方、ひいては歩き方や姿勢の良さなどにも影響し、見た目が若々しいかそうでないかの分かれ道となるのです。

50代ならまだ遅くありません。老化防止のため、あなたも運動習慣をつけませんか?

年齢と共にどんどん衰える体力

体力とは、持久力、瞬発力、柔軟性などのことを言い、その人が行動するための力を総合したもの。体力は20代をピークに、だんだんと衰えてしまいます。運動をしていない中高年齢層に属する人は、信号が変わりそうになってダッシュしたり、駅の階段を登るだけで息が切れたりといった出来事に身に覚えがあると思います。これは運動がその人にとって負荷が高かったという証拠で、運動習慣のなさからくる心肺機能の低下が原因で、こうした状態を放っておくと、体力は更に落ちていってしまいます。

早くから運動を始めた人が勝ち

何らかの運動を続けている人は、20代と同じとはいきませんが、50代なら30代なみの体力を持つことも可能。そのためには、なるべく早い時期に運動習慣を持つことが肝心です。60代になると更に億劫になってきますので、50代のうちに運動を始めましょう。
しかも運動は継続して行う必要があり、あまり楽すぎる運動では効果がありません。ある程度負荷をかけてこそ心臓の機能の衰退をくい止めることができるので、息も切れなくなるのです。
では50代がこれから始めるのによい運動とは、どんなものがあるのでしょうか。

まずは筋力トレーニングを

人間は加齢と共に筋肉量が減っていき、25歳と75歳の骨格筋量の差は、全体量にして約30%もの差がつきます。これを解決するには筋力トレーニングしかなく、90代の老人でもトレーニングによって筋肉量が増える調査結果があるぐらいですから、50代ならまだまだ筋肉量を増やせるポテンシャルがあります。筋肉がつけば代謝率が高まるので、肥満気味の人は痩せていき、体型もどんどん引き締まったものに変わっていきます。

体重を減らしたい人は有酸素運動

体重をまず減らしたい人はランニングなどの有酸素運動もおすすめです。注意したいのは、ジョギングやランニングは地面からいったん体が浮いてから着地するので、足首などに負荷がかかるので、今まで運動をしてなかった人や肥満している人がいきなり行うと、足首や膝に痛みを覚える場合があることです。
自己流のフォームでも痛みが起こることがあるので、自信がない場合はウォーキングが無難でしょう。しかし、ウォーキングも漫然と散歩のように歩いているだけでは、ほとんど効果がありません。
大股で歩いて股関節を動かし、かなり早く歩くことで心肺機能をアップさせることでウォーキングだけでも運動効果を出すことができます。

記事まとめ

運動を始めるのに50代では遅すぎるのでは?と心配している人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。前述のように90代になっても筋肉はつくのです。
人生のどの時点でも筋肉トレーニングは有効なのですから、諦めずにチャレンジを!

参考サイト

ダイヤモンド・オンライン
日経BP